ヘルペスウィルスには単純疱疹と帯状疱疹があります。同じような症状ですが実は異なる病気なのです。

単純疱疹と帯状疱疹
女性のイラスト

ヘルペスには単純疱疹と帯状疱疹があります。症状が同じようで名前も似ていることから同じものだと勘違いしている人もいますが、実は異なる病気なのです。

単純疱疹は熱の花と呼ばれ、皮膚病の1種であり顔や口の周囲に出るのが特徴です。赤く腫れ、かゆみや痛みを伴って、時間が経つと水泡ができてきます。この水泡は次第に大きくなっていきます。多くの場合、ストレスや身体の疲れ体調不良が原因で症状がでます。一度発症してしまうと、治ったとしてもウィルスは体内に残り、体調などによって再発してしまうことがあります。

帯状疱疹は名前の通り、帯状に症状がで、必ず体の半分に水泡ができます。痛みには個人差があり、全く感じない人も中にはいます。また1回発症し、治ると一生かかることはないので対策は必要ないでしょう。

ヘルペスのお薬
錠剤

対策をするために、ヘルペスウィルスに有効な薬をご説明いたします。

抗ウィルス薬

ゾビラックスとバルトレックスという抗ウィルス薬です。ゾビラックスとは、単純疱疹、帯状疱疹ともに効果があり、ウィルスが増えるのを防いでくれる抗ウィルス薬です。服用のタイミングは、ウィルスが出始めたとき、つまり発症初期に使うと症状の悪化を防いでくれ、回復が早まります。安全性には優れており、安心して使うことができます。また、飲み薬以外にも同じ成分で軟膏タイプと注射薬があります。症状によって使い分けをし、帯状疱疹などには飲み薬を、唇には軟膏薬を、重症の場合には注射薬で点滴を用います。

バルトレックス

バルトレックス

バルトレックスとは、最初の薬と効果は変わりませんが、錠剤タイプで服用すると体内で抗ウィルス作用を持つアシクロビルに変換され効果を発揮し、ウィルスが増えるのを防いでくれます。また、水やエタノールに溶けやすいのが特徴で吸水効率が高いので、1日1~3回の服用できちんと効果がでます。一般的にはプロドラッグと呼ばれており、ゾビラックスの改良版とも言えるでしょう。

他のものは服用回数が多かったりするので、飲み忘れたりしますが、バルトレックスの場合はあまりありません。副作用の方もどうように少ないので安心して服用できます。この病気は患部の接触により相手うつることがあります。もし症状がある場合は早めに対策をとりましょう。